学会誌アーカイブ
投稿規定
(1)本誌は,社会精神医学およびその周辺領域に関する学術論文(原著),症例報告,資料などを掲載する。
(2)投稿は,筆頭著者が日本社会精神医学会会員のものに限り,他誌へ未発表のもののみ受け付ける。
(3)原稿の採否は,編集委員会の審査によって決定される。
(4)原稿は,編集委員会選定の査読者による査読と編集委員会の審査を経て掲載される。なお,原稿には,以下の分野を設ける。原著論文,総説,展望,実践報告,資料論文,症例報告などの区別を明記する。
①原著論文
・オリジナリティに富み,主張が明確に表明されている論文であること。
・論文の形式は,緒言,研究対象および研究方法,結果,考察,結論,引用文献の順とする。
②総説
・社会精神医学上の問題について最近における内外の知見を総論的に記述するか,あるいはそれに基づいて著者の見解を展開するもの。
・論文の形式は,著者の裁量に任せるが,引用文献の記載方法などは規定に準じるものとする。
③展望
・編集委員会が決める社会精神医学に造詣の深い方に執筆を依頼する。論文の形式は総説に準じるが,査読者による査読と編集委員会による審議を経て掲載される。
④実践報告(フィールドワークレポート)
・原著論文の投稿規定に準じるが,臨床的実践に関する論文とする。
⑤資料論文
・オリジナリティは「実践報告」ほど高くなくとも,社会精神医学領域におけるさまざまな調査の報告など,臨床的に資料的意味を持つと考えられる論文を「資料論文」として掲載する。
⑥症例報告
・広く社会精神医学の分野における有意義な症例報告を論文として掲載する。
⑦社会精神医学トピックス
・編集委員会が決める社会精神医学に造詣の深い方に執筆を依頼する。社会精神医学に関する話題,ニュース,学会関連記事などを掲載する。
*上記①〜⑤は400字詰原稿用紙30枚以内,⑥は20枚以内を原則とする。⑦は編集委員会の指定した文字数に準じる。図表はそれぞれ1枚として枚数に含める。これらを考慮して合計字数をカバーレターに明記のこと。
(5)倫理的配慮等について
論文執筆にあたっては,症例の匿名性,情報の管理,倫理的側面に十分に配慮すること。
研究実施機関の倫理委員会の承認を得ている研究については,その旨を本文中に明記すること。倫理委員会が設置されていない施設からの投稿では,①投稿時のカバーレターにその旨を記載し,②本文中にどのような倫理的配慮をしているかを明記すること。
症例報告など症例の作成・利用に当たっては,対象者(症例によっては,その関係者も含む。以下同じ。)の個人情報の保護およびプライバシーの保護のため,別紙「症例報告に際しての個人情報の保護とプライバシーの保護について」を自己申告すること。
(6)投稿に際しては,下記の内容を編集事務局へ郵送かメールで送付する。
①編集委員会宛カバーレター(書式自由),②連絡表,③共著者全員の署名捺印を得た投稿承諾書(投稿規定別紙参照),④印字した原稿およびそのデータ(郵送の際はデータをCDR等のメディアにコピーし同封すること(メディアは返却しない),メール送付の際は印字した原稿は不要)。論文は,表題,著者の氏名・所属,投稿責任者(corresponding author)氏名および所属(連絡先)e-mailアドレスの順で書き,それぞれに英文を付ける。論文内容を表す検索用のキーワード(Key words)を日本語(その英語訳)で5個以内を付記する。また,日本語の論文要旨(600字以内)と,英文抄録(800ワード以内)を付ける。論文要旨は,目的,対象と方法,結果,結論に,英文抄録はAims, Methods, Results, Conclusionsに分けて構造的に記載すること。なお英文抄録は日本語を解さない読者のために,本文内容を十分反映したものであることが望ましい。そのため,必ずしも和文抄録の訳文でる必要はないが,本文とは乖離しないこと。
(7)投稿者は,投稿者の責任において,英文抄録については投稿前に必ずネイティブチェックを受けること。本誌では,掲載に際して英文タイトルと英文抄録の質の向上と標準化のため,原稿受理決定後に本誌が契約する医学英語専門家による英文編集を行う。
(8)印刷の段階で組み頁で11頁以内(症例報告は8頁)は無料で掲載する。カラー印刷などはこの限りではなく,実費を別途請求する。これを超す場合は,有料掲載(1頁超過につき15,000円)とする。図,表も組み頁で算出する。
(9)図表は,必要なものを厳選し,いずれも1枚の用紙に1枚の図または表を書く。なお,本文原稿の欄外(右側)に,図表の挿入箇所を明示すること。
(10)引用文献は,原稿の終わりに,著者名のアルファベット順に並べる。雑誌名は略称でよいが,外国誌についてはIndex Medicusによる略名を用い,省略記号は付けないこと(記載例を参照のこと)。
著者,編者または訳者が3名以上の場合,最初の3名までを記載し,そのほかは他(邦文),et al.(欧文)と記載する。
記載例:
1)Baruk, H: La Psychiatrie Social(秋元波留夫,鳥居方策訳:社会精神医学).白水社,東京,1960
2)Benedict, R: Anthropology and the abnormal. J Gen Psychol 10: 59-80, 1934
3)Bron, B: Drogenabhängigkeit und Psychose. Springer-Verlag, Berlin, 1982
4)Dilliag, H., Weyerer, S: Social Class and Mental Disorders.
In: Angermeyer, M.C. (ED): From Social Class to Social Street. 46-63, Springer-Verlag, Berlin, 1987
5)加藤正明:社会変動と精神医学.精神医学13:1128-1132, 1971
6)大原健士郎:日本の自殺,孤独と不安の解明.誠信書房,東京,1965
7)佐藤壹三:社会精神医学の位置づけ.懸田克躬,大熊輝雄,島薗安雄他編;現代精神医学体系23A,43-73,中山書店,東京,1980
(11)著者校正は,原則として初校1回とする。
(12)掲載後の原稿(図表を含む)は,原則として返却しない。
(13)原稿の送り先(書留郵便で,原稿在中と表記すること)および投稿に関する問合わせは,下記の編集連絡先宛に行うこと。
(14)著作権について
本誌に掲載された論文等の一部ないし全部の記載,複写およびインターネットを介するデータベースへの取り込みと公表に関する著作権および許諾権は,一般社団法人日本社会精神医学会に帰属する。なお,上記について著者自身の使用を拘束するものではない。
(15)他著作物からの転載について
他著作物からの転載については,出典を明記すること。なお,原出版社および原著者の許諾が必要となる場合は,著者自身の責任において,あらかじめ許諾を得ること。